よくある質問

LPガスについて

LPガスとプロパンガスは違うのですか?

LPガスとプロパンガスは同じです。LPガスはLiquefied Petroleum Gas(液化石油ガス)の略で、プロパンガスやブタンガスなど比較的液化しやすいガスの総称であり、プロパンガスはLPガスの一部となります。

LPガスと都市ガスの違いとは?

都市ガスは地価の配管を通してガスを供給しますが、LPガスは各家庭にボンベを設置して供給します。LPガスは供給ラインがほとんど必要ないため、災害時の復旧が電気や都市ガスと比べ非常に速いのが特徴です。また、持ち運びが簡単にできるため、仮設住宅や縁日の屋台など、さまざまな場面で活躍をしています。さらに、都市ガスより発熱量が高く、より強い火力を利用できます。

LPガスで都市ガス機器を使用することはできますか?

LPガスと都市ガスはガスの種類や成分が異なるため、そのままでは使用できません。また、燃焼のために必要な空気の量も違うため、配管の太さやバーナー部分の仕組みが異なり、ガスの種類に合わない器具を使用すると、故障や事故の原因になります。有償となりますが、部品を交換することで使用できるようになります。まずはお問い合わせください。

LPガスは全国で規格や成分は違うのですか?

家庭用LPガスは日本全国同一規格なので、いずれの地域においても同じガス機器を使用することができます。そのため、引っ越し先でも安心してご利用頂けます。なお、都市ガスは地域によりガスの種類が異なる場合があるため、そのままご利用頂けない場合があるので注意が必要です。

LPガスの容器サイズは?

家庭用LPガスの容器は、50㎏、20㎏、10㎏の3つのサイズとなります。お使いになるガスの使用量や設置場所に応じて、ガス会社が選定します。

設備の保安・安全について

LPガス設備の安全機能を教えてほしい。

ご家庭のLPガス設備に標準的に設置されている安全機器・安全装置には、つぎのようなものがあります。

1. マイコンメーター
LPガスの漏洩や消し忘れ(長時間)等ガスの流れに異常があるとき、ガスを遮断します。

2. 感震遮断装置
ガス使用中に地震(震度5以上)があると自動的にガスを止めます。(マイコンメーターに組み込まれた機能です)

3. ヒューズガス栓
ゴム管が外れるなどしてガスが大量に流れると、自動的にガスを止めます。

4. ガス警報器
僅かなガス漏れを素早く感知し、ブザーや音声などで知らせます。

5. CO(一酸化炭素)警報器
不完全燃焼などで発生したCO(一酸化炭素)を感知し、ブザーや音声などでお知らせします。

ガス警報器の設置位置は?

LPガス警報器は、床面から30cm以内の高さの所に設置してください。LPガスは空気より重いので、ガスが漏れた際には床面を這うように広がり、低い場所に留まる性質があります。

LPガス設備はどこの範囲までをガス会社が保安・点検管理するのでしょうか?

LPガス設備は法律により、ガス会社が点検・維持管理を行う設備「供給設備」と、お客さまが点検・維持管理を行う設備「消費設備」に分かれています。「供給設備」はLPガス容器からガスメーターの出口まで、「消費設備」はガスメーターの出口からガス機器までとなります。

保安点検はどうして受けなければならないのですか?また、受けないとどうなるのですか?

保安点検は、お使いの設備が技術上の基準に適合しているかどうかを点検・調査します。法律では4年以内に1度以上の実施が義務付けられています。基準に適合していない場合は重大な事故につながる恐れがありますので、改善をする必要があります。保安点検を受けていただけない場合、お使いの設備の安全が確認できないため、ガスの供給を停止させていただくこともあります。お客さまの安全安心を守るための点検ですので、ご協力をよろしくお願いします。 ※地下室などでは1年に1度以上

保安点検はいくらかかりますか?また、何時間位かかりますか?

保安点検自体には費用は一切かかりません。ただし、基準に適合していない部分を是正するために、お客さまに費用をご負担していただく場合があります。所要時間は通常30分程度で終わります。書類の説明や捺印していただくため、お立ち合いが必要となります。

料金について

ガスを使用していない期間も、基本料金を支払わないといけないのですか?

LPガスの料金はガスそのものの料金である「従量料金」と設備の維持や検針・安全管理などにかかる費用である「基本料金」で成り立っています。従量料金は使用した分のみのお支払いとなりますが、基本料金はガスをお使いであれば、一律にお支払いいただいています。長期の外出などでガスを数カ月使用しない場合、事前にご連絡をいただければガスの休止ができます。この期間は基本料金のご請求はありません。

ガスの料金は変動しますか?

LPガスは中東や米国など産ガス国から輸入しており、取引価格や為替レートが変動します。そのため、ガス料金が変動することもあります。

ガス機器について

市販の給湯器を自分で購入した際、設置は自分でできますか?ガス会社に依頼した方がよいですか?

給湯器や湯沸かし器、ビルトインコンロなど、配管に固定されているガス器具は、有資格者による施工が義務付けられています。ご自分で設置をした場合、重大な事故につながることがあり、非常に危険です。必ずご契約の当社にご相談ください。

ガス機器の寿命はどれくらいですか?

一般的に、ガスコンロや給湯器の寿命は約10年といわれています。機械なので、必ずこの時期に壊れてしまうわけでもなく、もっと早く壊れてしまう可能性もあります。ガス機器は古くなってくると燃費が悪くなり、ガスの消費量が増えてしまいます。最新の機器を交換すると、快適な生活が送れるだけでなく、ガス料金の節約にもなります。

コンロや給湯器などのガス機器は修理してもらえますか?

可能です。まずはお気軽に当社にご相談ください。

ガス機器を使用する際に、注意すべきことはなんですか?

1. ガス機器のそばに燃えやすいものを置かないようにする。
2. ガスを使用しているときは、その場を離れないようにする。
3. ガスの炎は青い炎で使用する。(赤い炎は不完全燃焼の為危険です)

赤い炎が出た際は、すぐに換気を行い、ガス会社に連絡してください。不完全燃焼は一酸化炭素中毒になる恐れがあり、非常に危険です。予防するには、複合型の火災報知器(火災とCOを検知する)の設置をすると安心です。

トラブルが起きた際の質問

ガス漏れの警報器が鳴り、ガス臭いときの対応はどのようにしたらよいですか?

室内の火を全て消して、器具栓や元栓を閉めてください。窓や扉を大きく開け、ガスを外に逃がしてください。注意事項として、換気扇を回したり、回っている換気扇を切るなど、電気のスイッチには絶対に触れてはいけません。また、換気扇が既に回っている場合は、スイッチなどには触れず、そのままの状態で、ガス会社に連絡するようにしてください。

突然ガスが使えなくなりました。どのように対応したらよいですか?

ガスが止まる理由について、まず例を挙げていきます。

  • ガス管の抜けなどで大量のガスが流れた場合
  • 機器の消し忘れなどでガスの使用時間が異常に長い場合
  • ガスの使用中に震度5以上の揺れを感じた場合

上記の事柄が起きた際は、メーターでガスを遮断します。その為、突然使えなくなった際は、このような理由が考えられます。
対応として、復帰する方法をご紹介します。
器具栓と元栓を全て閉めてください。→メーターの液晶表示版の下にある黒い復帰ボタンを押してください。→1~2分ほど待ちます。
何も異常が無ければ、ガスを使用することが出来るようになっています。何度も遮断されてしまう場合は、何か異常がある可能性がありますので、当社に連絡してください。

コンロがつかなくなりました。どのように対応したらよいですか?

コンロは着火用の電池がありあります。
その為、コンロがつかないという事は、電池が切れている可能性が高い為、電池を交換してみてください。

その他のご質問

LPガスの集中監視システムとはどういう仕組みですか?

LPガスの集中監視システムとは、毎月のガス使用量やガス漏れなどの異常を感知した情報を、電話回線等を利用してLPガス集中監視センターに通報する仕組みです。異常通報はLPガス販売店に連絡が行き、緊急時にはお客さまの所に出動して対応します。

ガス容器を2本設置するのはなぜですか?

ガス容器は基本的に2本ずつ、4本づつという風に偶数本でセットされます。これは、例えば2本セットの場合、1本目を使い終わって2本目を使っている途中で、空になった方の容器を交換するためです。4本、8本などのセットの場合でも、必ずセットされた半分を交換するようになっています。半分は万一に備えた予備という感じです。

ガス容器のボンベ1本でどのくらい使用できるのでしょうか?

ボンベの中では液体部分と気体部分に分かれております。ガスを使用し、ボンベの中の気体部分が無くなっていくと、液体部分が気体へと変化します。(これをガスの発生といいます)この発生量は容器の大きさ、外気温やガスの使用状況によって変わります。液体のガス10㎏で焼く4.8㎥の気体のガスが発生します。

電気のエアコンを設置しようと考えています。LPガス容器の近くにエアコンの室外機を置いても問題はないですか?

液化石油ガス法という法律により、LPガス容器と火気は2m超離すことが決められています。(LPガスの貯蔵量が1.000kg未満の場合)電気のエアコンの室外機はこの火気に該当しますので、必ず離して設置してください。もし、室外機までの距離がどうしても確保できない場合は、その間に不燃性の隔壁を設け、漏れたガスが下記の方向に流動することを遮る措置を講じれば問題はありません。

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